サッカーの読みもの

サッカーの基礎的なこと、Jリーグ、世界のサッカーを語る

【コンフェデレーションズカップ2017/ニュージーランド対ポルトガル戦レビュー】ニュージーランドは90分を通した戦い方を分かっちゃいない

f:id:treikax:20170616223218j:plain

 photo by Nazionale Calcio

 

 <ポルトガルの貫禄の4ゴールでトップ通過>

 

 ニュージーランド 0-4 ポルトガル

得点者:ポルトガルロナウド(33分)、B・シウバ(37分)、A・シウバ(80分)、ナニ(90+1分)

 

ニュージーランドのスタメンと交代選手/3-5-2システム】

GK⓵マリノビッチ/DF⑤ボクサル、㉒デュランテ(74分:⑩スメルツ)、⑳スミス/MF⑯インガム、⑮ルイス(65分:⑦バルバルセス)、⑧マクグリンチー(37分:⑥トゥイロマ)、⑭トーマス、⑰ドイル/FW⑪ロハス、⑨ウッド 

 

ポルトガルのスタメンと交代選手/4-4-2システム】

GK⓵R・パトリシオ/DF⑪セメド、③ペペ、②B・アウベス、⑲エリゼウ/MF⑬ダニーロ、⑧モウチ―ニョ、⑳カレスマ(83分:⑱マルチンス)、⑩B・シウバ(46分:⑯ピッツィ)/FW⑨A・̪シウバ、⑦ロナウド(67分:⑰ナニ)

 

【試合内容】

 ファーストシュートはニュージーランドのウッド。前半の6分、エリア内の左サイドでボールを持つと、豪快に右足を振り抜いた。ゴールこそならなかったが、最初のチャンスを作ったのは格下と目されたニュージーランドだった。

 

 しかし、時間の経過とともに流れを掴んだのはポルトガル。26分には左サイドからのカレスマのクロスにロナウドがヘッドで合わせる(クロスバー直撃)など、決定機を作り出していく。そして33分、ダニーロが得たPKをエースのロナウドが冷静に決めてポルトガルが先制した。

 

 さらに、その4分後にはカレスマのチャンスメイクからエリゼウのグラウンダーのクロスを最後はB・シウバが押し込み、ポルトガルが2-0とリードを広げた。

 

 引き分けでもグループリーグ突破が決まるポルトガルは後半、ロングボールとショートパスを上手く使い分けながら試合を進める。59分にニュージーランドに決定機を作られたが、守護神R・パトリシオの好セーブで防ぐと、そこからロナウド、A・シウバらがビッグチャンスを演出していった。

 

 終盤の80分にはA・シウバ、後半のアディショナルタイムにはナニが加点したポルトガルが4-0と快勝。メキシコを抑えてグループAの首位で準決勝進出を果たした。 

  

【感想】

 この大会いつも入りは悪くないニュージーランドだが、結局のところ90分を通してのゲームプランがいまひとつな感じだった。前半途中まではプレッシングを武器にまずまず健闘するが、そのプレッシングが機能しなくなると…。相手にゴールを奪われてしまう。そう考えると、「ニュージーランドは戦い方を間違っているのでは?」と疑問視してしまう。

 

 戦前からこのグループAはロシア、ポルトガル、メキシコの争いと言われており、ニュージーランドアウトサイダーと見られていた。その予想通り、3戦全敗でロシアの地を去るのだから、「弱かった」のひと言に尽きる。

 

 ポルトガルが前半だけで2点をリードした時点で、試合の興味は失せた。ニュージーランドのGKマリノビッチの活躍を褒める向きもあるが、あれだけシュートを打たれればいくつかは止めて当然だし、目立って当たり前である。ニュージーランドが弱いから、GKがクローズアップされる、ただそれだけのことだ。