2017年8月4日、ユアテックスタジアム仙台で行なわれたインターハイ決勝で開始直後からボール支配率を高めていったのが流通経済大柏だった。10番の菊地らを中心としたボール回しで相手ゴールに迫るが、しかし肝心の得点には至らない。日大藤沢の堅守を崩せず、時間の経過とともにリズムを失った印象さえあった。
結局、前半は0-0で終了。日大藤沢の守備が光る展開となった。
後半に入っても、流通経済大柏はなかなか攻め切れない。日大藤沢の組織だったディフェンスは文字通り堅く、決定機らしい決定機を作れなかった。
しかし後半の31分、ついに均衡が破れる。流通経済大柏は、ロングスローから途中出場の熊澤の右足ボレーでゴールネットを揺さぶり、先制点を奪った。
これが決勝点となり、流通経済大柏が2008年度大会以来の優勝を飾った。
決勝(8月4日)